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子育てバリアフリーについて考える エレベーターは誰がため?編
e0156263_20332823.jpgさて「子育てバリアフリーについて考える」も考え始めてかれこれ半年近く経ちますが、今回はエレベーターについて。
エレベーターという乗り物がこんなに便利な乗り物だなんて、子供を持つまであまり実感したことがなかったし、子連れはもちろん体の不自由な人にとって、こんなに重要な乗り物だなんて考えたこともなかった・・・
だから、私自身このことについてはあんまり強く主張できない立場なのかもしれないけど、あえての主張「エレベーターは誰のためのものなのか?!」ということ。


やはり、お年寄りをはじめとする体の不自由な方を筆頭に、階段やエスカレーターでは昇ることが困難な人を優先にするという意識を持つようにしたいもの。これを「お年寄りに席を譲りましょう」という、一般的に理解され実行されている「思いやりマナー」くらいに意識レベルを高めたい!



e0156263_20335329.jpgこんな感じにエレベーターの横には「体の不自由な方や小さなお子さまをお連れの方を優先しましょう」という注意書きがなされていても、目に見えてないのか・関係ないと思っているのか、おばあちゃんや私のような子連れを押しのけて、そそくさと乗っていく「健康そうに見える」「階段を使えとまでは言わんが、別にエスカレーターも使えるように見える」ような人を見ると、閉まるエレベーターを押しのけて一言、「この注意書きが目に入らんのかーい!」言ってみたくなるもんです、言ったことは(まだ)ないけど。
この注意書き、最近はいろんなエレベーターに張られているのをみるけど、いまだに優先されたなという実感ない・・・
効果で言うと「電車の優先座席付近では携帯の電源を切りましょう」という貼り紙くらい効果がないのでは??と思われます。
公共広告機構とかの大きなメディアを使って、こういった「思いやりマナー」キャンペーンをやる方法ってないのかな?それくらい意味のあることだと思うんだけどなぁ。
例えば・・・小学校の道徳の時間に「エレベーターというのは、基本的に体の不自由な方をはじめとする階段やエスカレーターを利用するのが難しい人たちのためのものである」という教育を取り入れていくのも、地道だけどひとつのやり方かと。


e0156263_20341880.jpg最近はこういう「思いやりエレベーター」なるエレベーターも登場。
「体の不自由な方やベビーカーの方の利用優先」というのがコンセプトのよう。
この「思いやりエレベーター」、デパートをはじめとして増えつつあるようで、これはこれでとても利用しやすいし、喜ばしいことです☆
だけど、これがある施設はもともとエレベーターが何基があって、そのうちのひとつがこの「思いやりエレベーター」というパターンがほとんど。
すべてのエレベーターが「思いやり」を持って設置され、利用されるようになってほしいものです。

そのために私は何ができるんだろうなぁ・・・

ayako
by ayakophotolife | 2009-02-25 20:47 | 子育てバリアフリー
子育てバリアフリーについて考える 関西編
さて、「子育てバリアフリーについて考える」の続き・・・
年末年始に関西に帰省して、子連れで移動をしたときに感じたこと。
それは「関西の方が子育てフレンドリーかも?!」ということ!!
このブログでも何人かの方からコメントを通して聞いていたのだけど、私のまだ乏しい関東での生活で体験したことと、たった数日の関西帰省中の移動で感じたことの比較の中でもそれを実感することになりました。
(今回も写真は私の化石化寸前の携帯カメラにて)

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普段はめったに使わなかった近鉄&大阪市営地下鉄。
今回はたまたま乗る機会があったのだけど、この二つは全車両に車椅子用のスペースがついています。
これはすごい!













e0156263_11263523.jpg「車椅子用スペースは前から2両目だけ」ってことが多いように思うけど、この二つの電車(近鉄大阪線と大阪市営地下鉄境筋線)に関して言えば、全車両に設置されているようです。
車椅子の方はもちろん、幅をとるベビーカーも、たたまなくてもここだとおさまりがよく、迷惑にもなりにくいので、大助かり。












e0156263_11265458.jpg日本橋(大阪市営地下鉄、近鉄)の駅には、「エレベーターマップ」なるものがでかでかと貼ってあり、どこの出口にどんな風にエレベーターがつながっているのかわかりやすくって便利でした。
普段、私が利用する駅(関東)のいくつかでは、「エスカレーターでのベビーカーのご利用はご遠慮ください」っていうアナウンスが流れているにも関わらず、「エレベーターありませんか?」という質問に「エスカレーターをどうぞ」とベビーカーを押す私に答える駅員さんがいたりして、むっとすることも多いのだけど、、、
こんな感じに「目で見てわかりやすい地図」があるのは、助かります。
しかも、設置されているエレベーターも「ホームの端っこのほうに追いやられている」って感じが少なかったように思います。







e0156263_11271538.jpg阪神間と北摂ー京都間を走る阪急電車は、私が小さい頃から一番利用している電車なのだけど、この電車は車両間にこの写真のような「座席でもないけど、乗務員用の部屋でもない、通路というわけでもない。用途がわからない謎のスペース」というのがあります(阪急電車ユーザーならご存知?)
昔は「これってなんじゃらほい?」と思っていたのだけど、人が立っていることが少ないこのスペースは、ベビーカーがすっぽりと遠慮なく収められて、迷惑にならずに電車に乗れて助かりました。
車椅子用のスペースは別に設けられているので、これはそのためのスペースというわけではないのだろうけど。









と、ほとんどと言っていいほど不便を感じなかった関西の中での移動。
やっぱり問題が多いのは一般的に古い駅や電車ってことなのかな?
でも駅員さんも、関東に比べて親切な方が多かった気がしたのは、関西人の贔屓目でしょうか・・・?


ayako
by ayakophotolife | 2009-01-22 11:38 | 子育てバリアフリー
子育てバリアフリーについて考える その2
前回はたくさんのご意見ありがとうございました!
これをふまえて、何をしたらいいのか現在検討中です。
さて前回は悪い点を並べたので、今回は「子育てバリアフリー」に関してよかった経験を。
前回に引き続き、今回も文字多め・写真小さめ(携帯カメラ)記事です。

e0156263_2255241.jpg先月京都へ帰省したときのお話。
悪名高きJR菊名駅を経由して、新横浜へ。そこから新幹線で京都までという道のり。
当日券をみどりの窓口で購入したのだけど、「オムツシートのあるトイレ近くの車両の後ろより」とリクエストして取れた席がとっても使いやすい席でした。
こんな感じに3列シート部分に2列分の席しかないので、車椅子の方が席の横に車椅子のまま止められるようになっているところで、ここはベビーカーもたたまなくても大丈夫とのこと。
いつも新幹線では、最後列のうしろにたたんだバギーを(独身時代出張などの際はキャリーバックを)押し込んでいたのだけど、たたむ手間も省けたし、何よりバギーでぐっすり寝るうちの子は行きの京都まで1回も起きずにいてくれて、車内で泣いてまわりの方に迷惑をかけることがなく帰ることができました(ほっ)
16両編成の新幹線なら「指定席禁煙の11号車12番B」がこの席にあたるのですが、ここは基本的には車椅子の方専用なので、当日空きがある場合のみ指定席として購入できるようです。当日券を取る際にはぜひリクエストしてみてください。




e0156263_2261174.jpg狭くて、揺れ動く新幹線内での授乳も、新幹線11号車と12号車の間にある多目的室なら気兼ねなくすることができます。
ここはこんな感じでなかなか広くて快適。横になることもできるみたい。
基本は短時間の利用に限るようなので、ずーっと居座ることはできませんが、それでも授乳→寝かしつけの30分はゆっくりと利用することができました。
これは車椅子の方に限らず、ニーズがあれば誰でもいつでも予約なしで利用できるとのこと。使っていないときは鍵がかかっているので、車掌さんに言うと開けてもらえます。





e0156263_2262718.jpgN700系なら、11号車についているトイレも車椅子やバギーのまま入れてとても便利。
でも、改めて、車椅子の方のトイレの利用って大変なんだなって思います。
こうしてすっぽり車椅子ごと入れないとプライバシーの問題とかもあると思うのだけど(介助の問題とか)このタイプは新幹線でもN700系以外は未設置のようだし、和式のトイレもまだまだ多いし。
このように昨今の新幹線はかなり子育てバリアフリーといってもいいのではないかと思います!が・・・残念なのは、やっぱり駅。
東京駅は高低さが激しく、ちょっとした階段が異様に多いし、エレベーターの位置はかなりわかりにくい(前回はついぞエレベーターを見つけられず、でも階段が長すぎるので、急遽抱っこ紐に切り替えてこわごわとバギーごとエスカレーターに乗っちゃいました。帰省で荷物も多くて怖かった・・)
品川駅は、ホームのはじっこエレベーターでそこにたどり着くまでが大変なんだけど、腹の立つのは荷物運搬用のエレベーターの方が車両よりに設置されていること(なんでやねん!)
横浜・京都の両駅は新しく改装されたからなのか?使い勝手はいいな、と思いました。
ちなみに・・・使う人はあまりいないかと思いますが、新神戸は新幹線から地下鉄の乗り換えが遠く、エレベーターはなかった気が。

やっぱり「駅」にはまだまだ改善の余地があることを再確認!
なんとかしたい気持ちがますます高まってきました。
駅でも駅以外でも「こんなところを(子育て)バリアフリーに」という意見があったらぜひとも聞かせてください。

また近々経過報告しまーす☆

ayako
by ayakophotolife | 2008-12-19 22:18 | 子育てバリアフリー
子育てバリアフリーについて考える(意見求む!)
以前は「フットワークが軽い」ことはに関しては自信があったほうなんだけど、子供が産まれてからは、なかなかそうも行かなくなった。
なぜかということに関してちょっと書き連ねてみたいので、今日は写真ブログなのにも関わらず、写真小さめ(携帯で撮ったため)・文字多め。

産後1ヶ月はバタバタな間に引越し・帰国をして(今から考えたらあの時は新生児連れとは思えないフットワークだったのだけど)こちらに住み始めてからの出不精ぶりといったら、昔の私が見たらびっくりするだろうなという感じ。
それは産後で体調が優れない、とか住み慣れない場所で土地勘がないから、などということ以上に「子連れで出かける」ということは覚悟?のようなものがいるからだと身にしみてわかったからだ、と最近ほんとによく思う。

e0156263_21414990.jpg考えていた以上にキツイのが、電車での移動。
ベビーカーに乗っている子を抱っこ紐にしまって、ベビーカーをたたんで・・・なんてやってると余裕で2本くらいは電車を逃してしまうし、子供が寝ていたりしたら起こすのもかわいそうなので、出かけるなら電車がごくごくすいている時間に、それでも隅っこのほうに小さくなって乗ることが大半。それはそれは肩身が狭い=楽しくない。子供が騒ごうものならそれはもう針のムシロ・・・。
それでもそんなことはまだマシな方で、エレベーターがない駅などは、もうそれは地獄といってもいいのでは・・・。7キロ近くある子供+赤ちゃんグッズ満載の普段の荷物+バギー=おそらく15キロは超えている(それに加えて買い物なんぞしようものなら!)それを抱えてひたすら階段で上がったり、降りたりするたびにエレベーターのないその駅を憎み、見ても手伝ってくれない駅員(これが結構多い)を呪ってしまう。。。
エレベーターがあったとしても、健康そうに見える若者がエスカレーターがすぐ近くにあるにも関わらず、ささっとエレベーターに乗り「閉」を連打して、扉が目の前で閉まったりすると、もうこれはトホホと言うしかないわけで・・・。
エレベーターが子連れにとっていかに重要なモノであるのか、身にしみる今日この頃なわけです。

e0156263_21422089.jpg先日利用したJR川崎駅は、首都圏有数のマンモス・ステーションにも関わらず、東海道線・京浜東北線・南武線全部にエレベーターがなく、昇りエスカレーターのみで「バリアフリーの手助けに」と称して構内に立っているガードマンは、頼んでも「ベビーカーを階段で昇り降りするのは手伝わないので」とすげなく断られ。
JR菊名駅に至っては、東急から新幹線に乗るための乗り換え駅という位置づけにも関わらず、ホームの乗り換えまでに2つの階段を経なければならなし、そこにはエレベーターもエスカレーターすらないというお粗末さ。駅員さんにたずねても「車椅子の方ならヘルプしますけど」という返答。
JR横浜線は電車とホームの間が階段か?!というくらい段差あって、且つその隙間もひどいため、バギーで通るにははさまれないものか?とドキドキだったりするのです。
私が経験した限り、東急や小田急などの私鉄や、新しくできたラインの地下鉄などはバリアフリー設備が整っているように思うけど、古いJRや地下鉄の駅は、駅の構造はもちろん、駅員さんの意識も概して古く、バギーでは来るなよ!という気迫すら感じられる対応だったり。

少子化と叫ばれて久しく、何とかしようと大臣までいたりするのに、子育て環境はこと移動に関して言うとまだまだ改善の余地があると思う。
国の社会福祉予算の中で子供・子育て関連に使われているのは、確か5%にも満たないとつい最近新聞で読んだのだけど、定額給付金とかで各世帯に現金が支給されるよりも(されるかわからんが)税金は、もっと今どきの子育てがしやすい環境づくりに使われてもいいんじゃないかな・・・

でも「ここにはエレベーターないんかい!」と文句を言っているだけだと何にも変わらないと思うので、何か「ここをもっと子育てバリアフリーに!」という意見を交換して、それを実現する方向にもっていける場みたいなものを作れればな、なんて思っています。
特に駅のバリアフリー化に関しては、駅のある自治体の力が大きいようで、それはつまり住民の力だって作用するはずなので。

バギーでの移動はないがしろにされることが多すぎる!ように思うのは私だけではないはず。
守るべきマナーはあると思うし、バリアフリーは子連れよりも体が不自由な方に優先されるべきだと思うのだけど、でも子連れにとっても大事なモノなんです。
子育ては家にいるだけでは煮詰まる、ってよく言われるし、お出かけするだけでいい気分転換にもなる。楽しくお出かけしている母親を見れば若い人たちだって「子育てって楽しそうだな」って思ってくれるわけだし、もっと子連れが楽しく出かけられるような環境にできないものなのかしら?

ということで、まず手始めに、みなさんの経験談や「ここをもっと子育てバリアフリーに!」という意見を聞かせてもらえたら嬉しいです。

小さなことからコツコツと。。。

ayako
by ayakophotolife | 2008-12-16 21:51 | 子育てバリアフリー