さて「子育てバリアフリーについて考える」も考え始めてかれこれ半年近く経ちますが、今回はエレベーターについて。
エレベーターという乗り物がこんなに便利な乗り物だなんて、子供を持つまであまり実感したことがなかったし、子連れはもちろん体の不自由な人にとって、こんなに重要な乗り物だなんて考えたこともなかった・・・ だから、私自身このことについてはあんまり強く主張できない立場なのかもしれないけど、あえての主張「エレベーターは誰のためのものなのか?!」ということ。 やはり、お年寄りをはじめとする体の不自由な方を筆頭に、階段やエスカレーターでは昇ることが困難な人を優先にするという意識を持つようにしたいもの。これを「お年寄りに席を譲りましょう」という、一般的に理解され実行されている「思いやりマナー」くらいに意識レベルを高めたい! こんな感じにエレベーターの横には「体の不自由な方や小さなお子さまをお連れの方を優先しましょう」という注意書きがなされていても、目に見えてないのか・関係ないと思っているのか、おばあちゃんや私のような子連れを押しのけて、そそくさと乗っていく「健康そうに見える」「階段を使えとまでは言わんが、別にエスカレーターも使えるように見える」ような人を見ると、閉まるエレベーターを押しのけて一言、「この注意書きが目に入らんのかーい!」言ってみたくなるもんです、言ったことは(まだ)ないけど。 この注意書き、最近はいろんなエレベーターに張られているのをみるけど、いまだに優先されたなという実感ない・・・ 効果で言うと「電車の優先座席付近では携帯の電源を切りましょう」という貼り紙くらい効果がないのでは??と思われます。 公共広告機構とかの大きなメディアを使って、こういった「思いやりマナー」キャンペーンをやる方法ってないのかな?それくらい意味のあることだと思うんだけどなぁ。 例えば・・・小学校の道徳の時間に「エレベーターというのは、基本的に体の不自由な方をはじめとする階段やエスカレーターを利用するのが難しい人たちのためのものである」という教育を取り入れていくのも、地道だけどひとつのやり方かと。 最近はこういう「思いやりエレベーター」なるエレベーターも登場。 「体の不自由な方やベビーカーの方の利用優先」というのがコンセプトのよう。 この「思いやりエレベーター」、デパートをはじめとして増えつつあるようで、これはこれでとても利用しやすいし、喜ばしいことです☆ だけど、これがある施設はもともとエレベーターが何基があって、そのうちのひとつがこの「思いやりエレベーター」というパターンがほとんど。 すべてのエレベーターが「思いやり」を持って設置され、利用されるようになってほしいものです。 そのために私は何ができるんだろうなぁ・・・ ayako
by ayakophotolife
| 2009-02-25 20:47
| 子育てバリアフリー
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2006年より2年間、アメリカ・ボストンで専業主婦→出産を経験し、帰国。
2008年7月30日に生まれた長男ユウキと、オットの3人で始まった新しい生活を趣味の写真と共に綴ります。 愛用カメラはCanon EOS KISS DIGITAL X とCasio EXILIM カテゴリ
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